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仕事と家庭を楽しく両立する方法~行政書士大江ありすの日記

仕事と家庭を楽しく両立する方法~行政書士大江ありすの日記

基本の心構え

整理整頓ができない、または上手くできないと言う人は、
整理整頓に対する固定観念を持っている人が多いです。
それも、本人の自覚はあまりないまま、マイナスイメージ、
思い込みを持っているのです。
整理整頓ができるようになるには、この固定観念を捨てる
ことが、一番の早道です。そうでないと、一時的には
片付けられますが、結局はまたもとの状態になってしまう
のです。

私にも、この固定観念はありました。
私は、掃除が行き届いた家に住んでいる人は、よっぽど
ヒマな人だ、という思い込みがありました。
仕事が忙しい人は掃除なんてする時間は無い、だから家の中が
ぐちゃぐちゃなのは仕事が忙しいという証拠でカッコいい
ことだ、というような思い込みです。
整理整頓するよりももっと大切な仕事がほかにある、と
信じていたわけです。

そのほかの例をあげれば、整然とした部屋からは創造的な
アイデアが生まれるわけがない、クリエイティブな人は
部屋の汚れなんか気にしない、と言うあこがれに似た
思い込みを持っていた人。
ごちゃごちゃっとしたところにいると、大好きだった
おばあちゃんを思い出し、落ち着くと言う人もいました。

このような、整理整頓や掃除に対する否定的な感情に気づき、
対峙し、考え方を改めることは、大変ですが、絶大な効果が
あります。これだけで、急に整理整頓ができるようになる人も
いるようです。しかし、一般的には、気づくまでにとても時間
がかかります。私は3年程かかったと思います。

私の場合は、仕事が忙しい人ほど、整理整頓が上手、ということに
気がついたのがきっかけです。忙しい会社、儲かっている会社ほど、
書類が整理されていて、スッキリとしており、仕事ができない人、
暇な会社、儲かっていない事務所ほど、玄関の靴はぐちゃぐちゃ、
机の上は書類が山積み、ほこりだらけの倉庫、必要なモノが
すぐに出てこない、いつも探し物をしている、、、という状態だ
と言う事実を目の当たりにしたのです。
すると、整理整頓ができないことが理由で、会社が潰れてしまう
ことだって無いとはいえないんだ、ということに気づいて、背筋が
凍るような思いでした。
それからは整理整頓をすれば探し物をする時間が減り、その結果
仕事が早くなる、ということが実感でき、もちろん売上もアップ
しましたよー。


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